与えや

与え、与えられ、やじうま人生 与えて頂くことの多きこと!

激高型認知症の戸惑い

こんばんは

与えやです。

 

久しぶりになります。

 

 

ディサービスに新しい利用者さんが見えました。

息子さんの出張にあわせてのご利用です。

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小柄で動きのよい方です。

長きにわたり、小児科の看護婦さんだったとのことで、私にもどちらの病院にいらしたの?と聞きます。

誰かがトイレに立つとその方はすかさず手をさしのべサポートに入るのです。

 

長年の経験が認知のあいだに垣間見えるのです。

この方はじっと座っていることは少ないようで、思い出したようにお米をあらわなきゃといってキッチンに入ってきます。

 

とうぜんスタッフから注意をうけ席に誘導されるのですが、このとき怒りのスイッチが入り激昂されます。

 

時々、激高型認知症の方をみかけますが、まわりはほんとうに大変です。

特に男性に多いですね。

 

自分の出来ることは率先してやりたいのでしょう。

ご自宅では息子さんの食事を作ることがあるのかもしれませんね。

 

 

しかし、

やはり病なのです。

自宅の近所の花壇を壊して、息子さんが謝ってまわるそうですが

丹精した花壇をめちゃくちゃにされたら、、、

 

私だったらビクビクしながら花壇を作り直すのかしら?

謝る息子を見ながらね。

 

もめると自分で警察に駆け込む強気なお婆さんです。

 

弱い人には手を差し伸べる優しい面を持ちながら、注意を受けたスタッフには事務用品を投げつける執拗さが見受けられます。

 

 

幸い、出張を早く終えた息子さんが迎えに来られ帰って行かれました。

きっとお米をとぐことでしょう。

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長きにわたり小児科の看護婦としての自負。

私たちだって、家計の助けにと思いながら何かしら勤めてきました。

どんな怒りがおさまらないのでしょう。

 

明日は我が身です。

 

激高型の認知のメカニズムはわかりませんが、自尊心を認めて慰労の言葉をかけてあげたいものです。

ラストランの後ろ姿に。

 

 

今日もいろいろな気づきを頂きました。

有難うございました。

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