こんにちは
与えやです。
仕事先や、知り合いからも陽性が出て何も出来ない日々です。
施設の夜勤職男性が珍しく休んでいました。
60代の彼は、認知症の寝たきりの母親との2人暮らしです。
昼間は介護に追われて、夜、酸素を付け寝静まったころ家を出るとのこと。
割と早い時期から認知症があり、70代なかばにはほぼ自分のことなど分からなかったらしい。
夜勤を2か所掛け持ちし、いつもお弁当を持参して来ました。
それと2つほど菓子パンも。
猫の獲物
簡単な連絡ごとを報告して交代する。
先日、車椅子にお母さんを乗せ、接種会場に連れて行ったら日焼けで熱くなっていたと話してくれた。
日常の世話を一人でこなして、とても胸が痛んだ。
認知症の徘徊もなく彼の夜勤明けを待ってくれるのはこの上なく有難いですよね。
夜、大声で徘徊する高齢者は多いもの。
この暑さのなか、彼のお母さんは亡くなりました。
苦しい家計のなかで、想像以上に葬儀代が掛かったようです。
今は街なかの看板にも、昔とは考えられない金額を載せている葬儀屋さんもあります。
このぐらいの金額で相談できるのは、安心です。
安い目安がたつのは有難いこと。
花輪の数を競った時代ありましたよね。
でも、彼はエンディングのセレモニーの上積みを快諾しないまま、進んでしまったのです。
生前の約束ごとではないし、業者さんも私たちもあまり寂しくなく送り出してあげたい、、、
気がついたら予算オーバーで、これからのやり繰りに気が重いですよ。
母親と2人暮らしのなかで、昔のように気前のよい親戚がポンと出してくれる風景はない。
息子さんのあなたがお母さんをめいっぱい送ってあげたのだから、私も嬉しいと伝えました。
お金は明日から働けばよし!
その後、職場復帰となり普段通りの日々がはじまりました。
彼とお母さんの住まいは市営住宅で半年で出ないといけないそうで、次のアパート探しに両親の荷物を運ぶ込むそうです。
二間を借り、一部屋は遺品部屋にして、ゆっくり荷物整理をするそうです。
タンス類や家電品など、業者に頼ることも出てくるし、悲しみから立ち直るためにも不用品への思い切りは必要です。
先日、飛び込みで我が家に来たリサイクル屋さんのチラシがあったので渡してみることに。
リース使用の介護ベッド、車椅子、ポータブルなど返すものもあるでしょう。
また、話しの出来る時、いろいろ聞いてみたいものです。
家も息子がおりますので、明日の我が身なのです。
断捨離はかなり進んでいるのですが、それでも目につくものはあります。
職場の男性の課題を私のこととして老いじたくをすすめなければです。
今日も貴重な気づきを頂きました。
ありがとうございました😊
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