こんにちは
与えやです。
高齢者ブログです。
デイサービスに急きょ94歳の女性が見えました。
亡くなった私の母と同じ年齢です。
もう昔のことだけど、気持ちが重なりその方に目が向いていく。
お母さんはこんなこと思っていたのね、、、
世間話も楽しそう。
体の不自由や痛みも顔をしかめながら過ごしたり。
世間体や社会対応もしっかりしてる。
それなのにお天気のように人も急変するのです。
なにがきっかけなのか思い立ったように動きだす。
徘徊のエネルギーはどこに溜まっているのだろう。
よくスイッチが入ると言うけど妙を得てる
この方は外へ出たがり、若いスタッフの力もかなわぬほど、大声で意志を吐き出される。
絶叫だわね。
ドアを叩く力もまわりを寄せ付けないほど。
数時間にわたってこのお母さんは、うちなるものを吐露してへたり込んだ。
マグマを放出しきったのだろうか。
思い出したように膝腰の痛みを訴え、スタッフに肩を抱かれてソファに座り込んだ。
儀式というか、ローテイションは内なるものを使い果たさないと終わらない。
注意や言い聞かせることの難しさをつくづく感じ入ってしまう。
家族も優しく接することは出来ず、手を焼く状態だと察する。
対応可能な施設に入る隙間に、いろいろな方が見えることがある。
短いご縁のなかで笑顔で送り出してあげたいと思いつつ、怒りだけが置き土産ではなんともせつない。
私は、いつぶっ壊れてしまうのだろう、、、
いろいろなひとを見て10人10色のどこにあてはまるのだろうか?
答えの出ない出来ごとのなかで
しかたがありませんよ。
この答えがいちばん多い。
なすすべが無いのよね。
壊れてしまったもの、こわれゆくもの
すべないところにこそ
愛があるわ。
今日はしんみりしてしまいました。
大きな気づきをありがとうございました😊
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